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“Square Dance For All”第5回目「SDマナー」

 私達は、社会人の一員として種々の権利と義務を共有しています。自分たちは楽しむ権利と人から束縛されない自由を持っています。しかし、逆に人の「楽しむ」権利を奪ってはいけないと言うことも共有しています。そこには、「思いやりのある人間関係」を築くことが大切だと思います。
「SDマナー」の項では、そのために何を考え、どのように対応すればいいのか初歩の考え方を示しています。
 仲間と会えば、挨拶を送る。送られた方も挨拶を返す。心の安らぎを感じる瞬間ではないでしょうか? 会場に入ったら、まず挨拶をしましょう。その日1日が豊かな気持ちで過すことができます……。
 自分の所属するクラブ内で何をしたら、会のためになるのか(無理な犠牲をせず、自分のできる範囲で)を考え、協力をすることも大切です。また、協力者への労いの言葉を掛けることも大切なマナーのひとつだと思います。一般社会人として大切なことです。
 SDをはじめて最初のパーティーで、先輩ダンサーから押されたり……挙句の果てに文句を言われた経験があります。たとえ未熟であっても、“押さなくたっていいじゃないか”と言いたい気分です。その後のパーティーでその方とは一切踊ることがなかったように記憶しています。自分たちが、初心者だった頃、何をされたら嫌だったのか! 何を言われたら傷つくのか! を考えておくことも大切なことです。嫌なことは、仲間にもしない!! 兎角、マンネリ化するとマナーに関することを忘れがちになってしまうものです。
 皆さんは、スクエアダンスの十則を覚えていらっしゃいますか? 今一度思い返してみましょう

第一則 よく耳を傾けよ
第二則 セットを早く作れ
第三則 礼儀正しくあれ
第四則 時間を守れ
第五則 考え深くあれ
第六則 協力を惜しむな
第七則 無理をするな
第八則 友情を深めよ
第九則 常に学べ
第十則 ほほえみを持て

 マナーを守って、皆で楽しく踊りましょう!!

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