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「楽しいクラブ運営!このプログラムがヒントをさしあげます」
皆さんの中には、日本中どこに行っても楽しくスクエアダンスを踊れたらいいな……と思っていらっしゃる方も多いと思います。それには、たくさんの魅力あるクラブを作ることが必要です。コーラーももちろんですが、クラブを運営してくれるスタッフが必要に成ります。私たち人材開発委員会は、そんな思いを込めて“Square
Dance For All”を作成しました。これから、定期的に少しづつご紹介しようと思います。
巻頭言
スクエアダンス……何という良い趣味を持ったものだろう。
仲間が全国に1万人以上いる。
世界中に同じ趣味の人が大勢いる。
コーラーとダンサーと音楽と広場があれば、いつでも同じプログラムでコミュニケーションできる。
ビギナークラスでは苦しい思いをしてディプロマをいただいた。
何もわからずにドギマギして冷や汗連続のDoSaDoパーティ、今は懐かしい思い出だ。
セットの他の人たちに迷惑をかけまい、とだけ思っていたが、いつの間にか笑顔やジョークも出るようになった。
先輩ダンサーたちがプラスやアドバンスに熱中しているのを見ているだけだったが、自分もかじり始めた。
その奥行きの深さと学ぶことの心地よさにだんだん自分もその世界の虜になって来ている。
加えて心身の健康面でもとても良い効果があると思える。
これは聞いたり読んだりしたことではなく、自身の体験がそう思わせることだ。
毎週の例会を楽しみにして、その楽しい場に居られる幸福感、各地のパーティに参加して同じ趣味を持つ素晴らしい仲間と交流できる幸福感がまた何よりだ。
歩く、考える、汗をかく、適度なスキンシップ、笑う、友人と語らう、私の脳内にある楽しさの本能を存分にくすぐり、そして発揮させてくれる。
最近こんな至福感の恩返しをしたいと思い、クラブ運営に参加するようになった。
これもまた楽しいものだ。
様々な多様な考えを持つ会員を一つに束ねていくことは大変なことだ。
しかし、新しい会員が、かって私が体験したのと同じ道を辿ってくれることが私の心を暖かくしてくれる。
夢は大きく持っている。
地域のクラブとしての存在を認めてもらうため、地域交流を進めて行きたい。
“Square Dance For All”の考え方で高齢者や障がい者などの立場を超えた楽しみを共有して行きたい。
いつでも、どこでも、だれにでも、心地よい音楽とコールを届けて行きたい。
次回は、“人間と心理”を予定しています。
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