New Years EveからCount Down Partyへ!
2004年1月 伊藤 達彦
会場を変えての新しいスタート! 新年を祝して乾杯!
日本各地で行われている特徴的なスクエアダンスのパーティーは、きっとたくさんあることでしょう。しかし、このパーティーだけは他では、決してマネのできない内容だと思います。
東京コーラーズ協会が主催して催してきた「いわゆるNew Years Eve Party」が、ここ数年前からネーミングを変更し、「Count Down Party」として、長年続けている行事なのです。
当初は、目黒パークレーンズというボーリング場の大きなホールで始まり、そこが閉鎖されてからは、米軍座間基地内、そして横田基地へと会場変更を余儀なくされながらも、がんばって継続してきた「由緒正しい?」パーティーなのです。横田基地が使用できなくなった際には、継続も危ぶまれましたが、何とかここ何年間は、ホテル浦島で行うことが
でき、SD界の名物パーティーとして、しっかりと定着してきたものでした。
ところが、またまたホテル浦島閉鎖の憂き目に会い、これまた存続の危機を迎えました。
「これまでの永年の一大イベントの灯を消してはならんと!」と、会場をやっとのことで探しだし、日暮里駅前の「ホテル・ラングウッド」へ移行することができたものです。
このところのSD界も、「ダンサー&コーラー」の高齢化?の波は、このようなイベント開催にも、大きな影響が出てきているようです。
開催当初は、ダンサーも皆若いものでしたから、新年を迎えた午前3時頃までやっていたものでした。だんだんと「身体がき
つくなり始めた」頃から、終了時間を早め、
午前2時、そして、現在では1時終了となっています。
このような「きつい?」行事も、無くしてしまうことは簡単でしょう。しかし、一端無くしてしまったものを復活させるエネルギーは大変なものだと思います。これまで続けてきた「大事な物」を永遠に同じ形で継続することは、今のスピードの速い時代にはふさわしくないのかもしれませんが、『いい形で続けていかれたらいいですね。』
コーラーがいくらがんばっても、それを支持してくれるダンサーがいなくては、何も始められない「スクエアダンス」なのですね。