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単独で録音・再生のできるデジタルレコーダー・プレーヤー
2009年2月 長岡SDC 丸山 一雄

 今までのMP3プレーヤはパソコンと接続が前提の物が大部分であり、また再生のスピード調整や録音機能など不満があったのですが、機能的及び性能的には要求を満たす(操作性はまだ不満あり)ものが発売されましたので紹介します。
 同じメーカーのDR-1の下位機種になります。機能的にはほぼ同じ、SDメモリーが2GBに増え、乾電池仕様(ニッケル水素電池使用可)となったので使いやすさではむしろ優れています。

ティアック株式会社製 TASCAM DR-07
楽器店などを中心に販売されています。

主な機能
1. 録音機能
内蔵ステレオマイク、外部マイク、外部ライン入力があり、パソコンが無くても使えます。手動録音用ボリューム、リミッター、自動レベル調整など、MP3・WAV形式で録音・再生可、パソコンとUSBで接続しデータ転送可能。
2. 再生機能
再生速度-50%〜+16%まで1%刻みで調整可、再生速度を変えてもキーが変わらない機能あり。再生キーが♭6〜#6まで可変、プレイリスト再生で任意曲を再生登録し、順に再生可。聞きたい部分を繰り返し再生するリピート機能。
3. その他
電源は単3電池2本、2GBのSDメモリーが標準付属で500曲程度の登録可。32GBのSDHCカード使用可。
価格 19,800円(石橋楽器WEB店調べ)

早速購入して使用していますが、以下の機能が不十分です。
曲のリピート機能は一度止めて最初に戻すとリピートのマークも消えてしまいます。
RDでは「Part Bから再生する」と言うようなことをよく行いますが、MDでは簡単に行えていた事ができません。WAVファイルの場合はファイルを分割する機能がありますが、連続して再生するとそこで一瞬音が途切れます。
速度調整をするにはPBキー→PBキー長押し→ホイール操作→>>キー→ホイール操作→PBキー長押しと手順が長く、手間がかかります。また、この設定は全ての曲に共通となります。パソコンのWinAmp用ペースメーカーのように1曲ごとに記憶されることはありません。

その他詳細情報はメーカーのホームページで知ることができます。

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