会員の親睦
スクエアダンスを続けている人はダンスが好きなことはもちろんですが、友達とのふれあいも楽しみにしています。そのクラブでの人間関係の良さが続けていくことにつながっていきます。
「人間関係が良いこと」とは一言で「友達の良さ」である。毎回の例会がダンス技術の向上のみに進んだ時、そこには「踊れる人、踊れない人」ができ、踊れない人は劣等感や相手に迷惑を掛けたくないという気持ちから静かに退会していくのです。クラブはダンスの選手権を目指しているのではないのです。技術の早い遅いを競うのではなく大切なのは人間関係、「友達の良さ」なのです。(Square Dance For Allより)
「友達の良さ」はダンス以外の交流によってお互いを知り合うことから生まれることも多いです。会員の親睦をはかるために、クラブが主催で行う食事会、親睦旅行、お花見、卒業パーティー、文化祭、市や県などの公の行事に参加する等いろいろあります。最近ではデイケアの人たちにスクエアダンスを披露することもあります。行事を行うことでお互いが見えてきて、解りあえるのです。
日々の活動からも、同期で食事会や遊びに出かけている。パーティーに一緒に行って帰りに食事をした。飲み仲間ができた。役員を一緒にしたから仲良くなるというのもありますので、役員を一人ではなく、二人又はグループでするのも良い方法です。違う趣味も一緒に始めた。パーティーに行って二次会に参加した時仲良くなった。他県のパーティーに出て友達ができた。
こうしたお友達の良さが例会に来る楽しみに繋がっていきます。骨折したり、肩、膝、腰など痛くて具合の悪いところがあっても来るだけで気持ちが晴れると、踊らないでも例会場にやってきて皆の顔を見て帰る。また介護の疲れも1週間1回ダンスに来ることで気持ちが明るくなって頑張れている。
「友達の良さ」が生活の中で重要な位置を占めています。ディプロマ(卒業証書)の中にもダンスを通じて友達や仲間との交流ができたことを讃えています。スクエアダンスは見せるダンスでも競うダンスでもありません仲間で楽しむダンスなのです。