今月号のテーマーはマナーについて考えてみました。近年パーティーなどでマナー違反が見かけられます。お互いに不愉快な思いをしないで、楽しくダンスを踊る為に、スクエアダンス10則の中から御紹介します。そして実際に体験したことを事例でご紹介します。
「礼儀正しくあれ」「微笑みを持て」
まず、最初はセットを作りましたら、お互い笑顔を絶やさず、そして挨拶をしてからスタートします。しかし、最近はお互いのパートナーとコーナーの顔をよく見ずに踊り出す方が見受けられます。まずはコーラーの合図とともに「バウトゥアーパートナー バウトゥアーコーナー」のコールに合わせて笑顔と相手の顔をよく見て踊り出することが求められます。
そしてダンスが始まったら、前をみて顔をあげるようにします。前屈みのダンサーを見かけますが、なんとなく暗い感じを受けますのでしっかり胸を張って踊りましょう。
この他、最近見かけたマナー違反は、セットができているにもかかわらずセットの中央を通り別のセットに入ったのを見かけました。また、いったん作ったセットではそのチップが終えるまではそのまま踊りましょう。しかし、こんなことにも遭遇しました、うつかりしたのでしょうが、そのダンサーはまだ、MSの講習までしか受けてないダンサーだったのでしょう。コールがはじまったらそのチップはPのチップでした。コールを聞き慌てて近くの人に声を掛け代りの人にお願いしてそのセットを抜けました。
一旦セットをつくってはじめたら最後チップまで抜けないとありますが、この事例は代りのダンサーを探して抜けてますので、対処のよい例ではないでしょうか。
いづれにしても、楽しく踊るには、お互いを気遣い相手の立場に立ったマナーがスクエアダンスをいつまでも長く踊り続ける秘訣のように思います。